蛍光表示管モジュラー時計(VFD Modular Clock)は旧式の蛍光表示管を元にした時計です。 VFD表示の色は緑か青で、コントラストの強い明るい光を放ちます。VFD表示はよくカーラジオに使われています。 蛍光表示管はトランジスタの以前にあった真空管のような物です。管の中には 数字や文字が表示できる部分(セグメント)があります。一管はだいたい1桁を 表示するように作られていて、表示全体を作るには何個かを束ねる必要があります。
時計自体はモジュラーで、土台のボード(base board)が付いてきます。 ATMega32U4マイコンが動力となり、高圧のVFDドライバチップを 内蔵しています。これはボード上部にある表示シールドを点灯する為に使用されます。
シールド
現在、3つのシールドをご用意しています。今後さらに増やしていく予定です。 シールドは3ビットの数値識別子コードがあります。 これによりファームウェアは自動的にプラグインされたシールドを認識し、 表示を自動調整することが出来ます。今後追加されるシールドのサポートは ファームウェアアップグレードとしてリリース入手可能となります。
VFD管には2つのタイプ(トップビュー、サイドビュー)があります。
- IV-4/IV-17
- 4つの大きな英数字16セグロシア製蛍光表示管
- 4桁
- 16セグメント
- サイズ: 大型
- 集類: サイドビュー
- IV-6
- 6つの数字7セグロシア製蛍光表示管
- 6桁
- 7セグメント
- サイズ: 小型
- 集類: サイドビュー
- IV-22
- 6つの数字7セグロシア製蛍光表示管
- 6桁
- 7セグメント
- サイズ: 中型
- 集類: トップビュー
- IV-18
- 1つの8桁数字7セグロシア製蛍光表示管
- 8桁
- 7セグメント
- サイズ: 中型
- 集類: サイドビュー
- IV-4/IV-17
- 6つの大きな英数字16セグロシア製蛍光表示管
- 6桁
- 16セグメント
- サイズ: 大型
- 集類: サイドビュー
ケース
Acrylic enclosures that match each of the shields available separately.
Product Feature Comparison
シールド | デジット | セグメント | 秒 ドット | サイズ | ビィー | |
---|---|---|---|---|---|---|
IV-4/IV-17 | 4 | 16 | なし | 大型 | サイドビュー | |
IV-6 | 6 | 7 | あり | 小型 | サイドビュー | |
IV-22 | 6 | 7 | あり | 中型 | トップビュー | |
IV-18 | 8 | 7 | あり | 中型 | サイドビュー | |
IV-4/IV-17 | 6 | 16 | なし | 大型 | サイドビュー |
特徴
- モジュラーデザイン: 表示管シールドは取り替え可能。
- 出力端子20個付きHV5812 VFDドライバ: 最大4つの16セグメント英数字表示、または12の7セグ英数字表示が可能。
- オープンソースファームウェア (GitHub)で入手可能)
- Arduino Leonardoブートローダー
- 補助バッテリー付きDS3231Mリアルタイムクロック
ファームウェア
ファームウェアはシールド探知機能を内蔵、どの表示シールドがプラグインさ れているかを検知し、それにより出力を調整します。 IV-17/IV-4英数字表示シールドにより、4つの英数字を表示出来ます。 IV-6表示を使うと、7セグメントの文字6つを表示出来ます。
7セグ表示ではだいたいの英数字が表示出来ます。いくつか の文字 (k、m、wなど) は様式化されますが、xとzは全く表示が出来ません。
トラブルシューティング
組み立て時に問題が生じた場合はトラブルシューティングのページをご覧ください。
If you have version 2 (mk2) of the board, and your clock is running slow, please refer to therepair guide