IV-17/IV-4シールド組み立
ステップ1A
まずはしばらく基板を眺めてどんなものか確かめてくだださい。 4つのIV-17またはIV-4蛍光表示管のそれぞれのピンは基板の中の4つの穴の中を動かすことができます。
これが基板です:
ステップ1B
では一番左のチューブから始めましょう。
各チューブには他のピンよりも短いピンが1本ついています。 このピンはチューブの底に沿って側面の方に折り曲げられています。 これは接続されないピンです。もしこのピンが出ていたら、チューブの底に沿って折り曲げてください。
チューブのそれぞれの脚をはんだ付けする基板のフットプリントには、接続されないピンに対応する隙間が1つあります。
チューブを嵌める準備をするため、チューブの脚を全部このようにまとめて軽くつまんでください。
これでチューブを簡単に穴に挿入することができます。
ステップ1C
チューブは頭の方から挿入します。(VFD Modular ClockとIV-17/IV-4 Shieldと書かれた側です。)
向きが隙間の位置と合うようにチューブを回転してください。 穴の中をスライドさせやすいように、チューブの脚をまとめて軽くつまんでください。下の方にゆっくり押してください。
ステップ1D
次に板を上下逆にし、指かピンセットでそれぞれの脚を、穴のはんだ付けする場所と接するように外側に引っ張ってください。
チューブを押し込んで基板に固定することができます。 もし時計にケースを作る予定でなければ、固定することをお勧めします。ケースを作るつもりなら、少し隙間を残しておく必要があるかもしれません。どのくらい隙間を残し、チューブをどれだけ正確に合わせるかということは、用意するケースによって変わってきます。もし分からなければそれぞれの場合について時計製作者フォーラムで質問するのが一番良いでしょう。
ステップ1E
全ての脚が正しい位置にはめ込まれたか確認し、チューブが固定されるように脚を外側に折り曲げてください。ここではちゃんと接触させるためにペンチを使うことをお勧めします。うまく配置できたら、ピンを一本はんだ付けしてください。はんだごての先を離した後、しばらくははんだが溶けているので、はんだごてを離した後少しの間チューブを動かないよう確実に固定しておいてください。
配置を確認してください。もしうまくできていなければ、温め直し、ちょうど良い位置まで慎重にチューブを動かしてください。
次に今はんだ付けしたピンと反対の位置にあるピンをはんだ付けしてください。位置が合っているかもう一度確認してください。
万力を使えば遥かに簡単にできますが、もし持っていなければ、はんだ付けする間、板の両側に本を積み重ねておくと万力の代わりになります。
次に残りの全てのピンをはんだ付けしてください。
ステップ1F
ではピンの余分な部分を全て切り取ってください。平らなはさみを使って切り取ります。切る前に、各脚にはんだが付いていてボードに安全に固定されているかどうか確認してください。
完成するとこんな感じになります:
ステップ1G
残りの3本のチューブについても同じ作業を繰り返してください。
ステップ1H
4本のチューブが全て安全にはんだ付けできたら、今度は抵抗器をはんだ付け する番です。4つの抵抗器は全て同じものです:51Ω抵抗。
脚を折り曲げ、R1 からR4まで印のつけられている穴の組に抵抗器を挿入してください。ボードの下側から挿入します(抵抗器が文字と重なるように)。各脚を外側に折り曲げ、ボードを上に向けてはんだ付けしてください。それができたら脚の余分な部分を切り取ってください。
ステップ1I
最後に、ピンヘッダを各サイドにはんだ付けしてください。一番簡単な方法は、基盤をみつけ、2x9ピンヘッダをボードの左側に(長いピンを下向きに)、2x10ピンヘッダを右側に挿入することです(これも長いピンを下向きに)。
それができたら、ボードの面の穴がピンと一致するように注意深く IV-17/IV-4ボードを配置します。ボードはピンに対し平らになっていなければなりません。 まず一本のピンをはんだ付けし、配置を確認してください。次に反対側のピンをはんだ付けします。ボードの4つの角に1つずつピンをはんだ付けするまでこれを繰り返してください。最後に残りのピンを全て一緒にはんだ付けしてください。
おめでとうございます。これで IV-17/IV-4表示シールドの組み立て完了です。
使用前に、ベースボードの下に4つのナイロン製スペーサを挿入したければ、ナイロンねじを上から留めてください。(表示シールドを取り外す時は、脚を曲げたり基板)を曲げたりしないように気をつけて、ゆっくりと各面を引っ張ってください)。
では使い方のページ に移動して時間の合わせ方を見てください。