赤フグニキシー時計は、単体のロータリエンコーダとスライドスイッチで制御されています。
ロータリエンコーダは、オプションの選択や時刻およびアラームの設定に使用します。 エンコーダのノブは回転します。また、ノブを下に押すことで動作する内蔵ボタンも付いています。
スライドスイッチはアラームを簡単にオン・オフにするために使用します。
左上の角に3つのオレンジ色LEDがあります。これはメニュー項目のオプションを表示し、 またアラームがオン・オフのどちらになっているか表示します。
通常の操作
通常の操作中では、操作と表示は次のようなっています。
LED表示:アラームがオンになっていると、オレンジ色LEDが1つ点灯します。アラームがオフになっていると、オレンジ色LEDは点灯しません。
ロータリエンコーダ:ノブを回してバックライトのオプションを選択します。1秒毎に優しく明滅する明滅ライトも含め、複数の色を選択することができます。
ロータリエンコーダボタン:ボタンを1度押して放すと、通常の時刻表示(時:分)と秒表示(_:秒)を切り替えます。
ボタンを押したままにすると、アラーム設定モード、時刻設定モード、以下のメニューに入ります。
最初にボタンを押したままにすると、3つ全てのLEDが消灯します。
1秒間押したままにすると、LEDが1つ点灯します。LEDが1つ点灯した状態でボタンを放すと、アラーム設定モードに入ります。
2秒間押したままにすると、LEDが2つ点灯します。LEDが2つ点灯した状態でボタンを放すと、時刻設定モードに入ります。
3秒間押したままにすると、LEDが3つ点灯します。LEDが3つ点灯した状態でボタンを放すと、メニューシステムに入ります。メニューシステムは、12/24時間表示やコロン表示オプションなどの詳細設定を行います。
アラーム・時刻設定モード
アラーム設定モードと時刻設定モードの動作は同じです。各モードに入るには上述を参照してください。
アラームまたは時刻設定モードに入ると、現在のアラーム設定または時刻設定がディスプレイに表示されます。最初の2桁の数字が点滅します。
最初の2桁の数字が点滅している間にエンコーダを回転させて時間を設定します。設定が完了したらボタンを押します。次の2桁の数字が点滅します。
次の2桁の数字が点滅している間にエンコーダを回転させて分を設定します。 設定が完了したらボタンを押します。ここでディスプレイは秒を点滅表示します。
秒が点滅(最初の2桁には何も表示されず、最後の2桁が表示)している間にエンコーダを回転させて秒を設定します。設定が完了したらボタンを押します。
これでディスプレイがアラームまたは時刻設定を記憶し、通常の動作に戻ります。
メニューシステム
メニューシステムは、時計の様々な詳細設定に使用します。
時計は数字のみの表示となるため、メニューは数字を用いてオプションを示します。
各メニュー項目には、1からの番号が振り分けられています。一番左にある2桁の数字は各メニュー項目番号を示しています。
各メニュー項目では、選択項目に番号が振り分けられています。詳細は以下の各メニュー項目を参照してください。一番右にある2桁の数字はメニュー項目を示しています。
メニュー項目1-12/24時間表示
エンコーダのノブを回転させて12時間表示か24時間表示を選択します。
時計が12時間モードになっている場合は次の点にご留意ください:
- 右側のオレンジ色LEDが午前/午後を表示します。これは午後の時には点灯しません。
- 時刻とアラームの設定時は常に24時間形式です。例えば、時間を午後4時に設定するには、「16:00」とします。
メニュー項目2-コロン表示
オプション0-常にオフ オプション1(既定)-常にオン オプション2-点滅
メニュー項目3 - Leading zeros (show 0 before hours smaller than 10)
Option 0 - off (default) Option 1 - on
メニュー項目4-起動音
時計の起動時および終了時に音を出すことができます。
オプション0-オフ オプション1(既定)-オン
メニュー項目5-スクリーンセーバー
夜間に管を消灯させる設定をすることができます。
オプション0(既定)-オフ オプション1-01:00~06:30の間に管が消灯します。
メニュー項目6-カソード被毒防止機能
ニキシー管が同じ数字を長時間表示するように設定されていると、ディスプレイを 損傷する恐れがあります(これをカソード被毒と言います)。本時計は1度につき 1つの数字のみが点灯する多重化を用いているため、この現象が発生する可能性は高くはありません。
オプション0-オフ オプション1(既定)-オン。
時計が数分毎に様々な数字の回転エフェクトを表示します。