使用方法

TWILCDディスプレーは、TWIまたはI2Cバスを持つすべてのマイクロコントローラーと一緒に使うことができます。 また、5Vのシステムでも3.3Vのシステムでも動作します(ただし、3.3Vでは最大輝度が5Vの場合より暗くなることにご注意ください)。

ArduinoまたはArduino IDE互換のボードと一緒に使う場合は、Arduinoライブラリーが用意されています。 それはワイヤーライブラリーによって構成され、どのArduinoでも動作します。

使用するプロセッサーが直接サポートされていない場合は、TWIプロトコルを用いて直接インターフェイスすることができます。

TWILCDボードのすべてのバージョンで同じライブラリーを使っています。

Arduinoの場合の使用方法

TWILCDディスプレーはArduino IDEで直接サポートされています。バージョン1.0以降が必要です。

それを使うには、必要なライブラリーをあらかじめインストールした上で、当社のカスタムIDEパッケージをダウンロードします:

Arduino IDE with Akafugu Libraries.

既にArduino IDEをインストール済みの場合は、パッケージを入手した上で、次のページの説明に従ってください:

Arduino IDE with Akafugu Libraries.

Arduino IDEおよびAkafuguライブラリーをインストールしたら、IDEを起動または再起動します。 ファイル -> スケッチの例のメニューにTWILiquidCrystalサブメニューが表示されます。

ナンバーカウンターを表示する簡単な例を示します:

このコードをコピーしてArduino IDEにペーストし、検証を押してコンパイルします。

すると、ファイル -> スケッチの例 -> TWILiquidCrystalメニューから、 他の例に加えてこのサンプルードにもアクセスできるようになります。

Arduinoボードを使ってこのディスプレーを試験するには、4本のワイヤーを接続する必要があります。

ボードがR3ピン配置互換の場合は、SDAおよびSCLとマークされた専用ピンがボードの左上隅にあります。

Arduino UNOのような標準のArduinoボードの場合は、次のようにワイヤーを接続します:

SDA - Pin A4
SCL - Pin A5
GND - GND
VCC - 5V

Arduino Megaボードの場合は次のように接続します:

SDA - Pin 20
SCL - Pin 21
GND - GND
VCC - 5V

シリアル/ISPボードの場合は、SCLおよびSDAがボードの右上の側面にあります。 ピンにはSCLおよびSDAとマークされているので簡単に見つけられます。

その他の、より新しいArduinoボードにもシルクスクリーン印刷でマークされたSCLおよびSDAがあります。

全部の配線が終わったら、ArduinoのUSBポートをコンピューターに接続し、ツール->シリアルポート メニューで正しいポートを選択し、アップロードボタンを押します。

プログラミングが完了したら、秒カウンターと共に"hello world"の文字が表示されます。

プロトコルドキュメント

プロセッサーにハードウェアTWI/I2Cがある場合は、そのサポートは簡単です。GitHubライブラリーをレファレンスとして使うことを推奨します。